ダイエットと食事(読みやすさ重視)※VCW

ダイエットで体重を減らす方法は、
大きく分けて、2つあります。

 

・運動して消費するカロリーを増やす
・食事などの摂取するカロリーを減らす

 

要するに出ていくものを増やすか、
入ってくるものを減らすか、
どちらかしかないということです。

 

このページでは、後者の摂取するカロリーを減らす方法について、
詳しく解説していきたいと思います。

 

食事の回数を減らすのはNG

摂取するカロリーを減らすと聞いて、
パッと思いつくのは、1日3食のうち、
1食を抜くという方法かもしれません。

 

若い人たちの間では、結構ポピュラーですよね。
摂取カロリーは減るし、食事代も浮きますし。

 

実際、まるまる1食を抜いて、1週間も過ごせば、
体重は減るはずです。

 

ただし、長い目で見ると、この方法は『NG』です!

 

急激なダイエットがNGな理由

なぜかというと、次のようなマイナス面があるからです。

 

・痩せにくい体質になる
・長く続けにくく、挫折しやすい
・健康に影響が出る

 

1つ1つ説明していきますね。

 

▼痩せにくい体質になる
まるまる1食抜くと、一時的に摂取カロリーが減るので、
体重を落とすことができますが、
長く続けると体質が変わって、痩せにくい身体になります。

 

どういうことかというと、動物の防御本能で、
栄養分がうまく取れない状態になると、
より効率的に食べ物から栄養を摂取しようと体質が変わり、
必要以上にカロリーを取ってしまうようになるのです。

 

同じカロリーの食事をしても、
以前よりも多くの脂肪を身体に溜め込む体質になるので、
なかなか痩せにくくなります。

 

▼長く続けにくく、挫折しやすい
また、まるまる一食を抜くというのは、思っている以上にツライです。
はじめの数日は我慢できかもしれませんが、
長続きしにくく、途中で挫折しやすい方法の典型です。

 

ダイエットというのは、少しずつでもいいので長く続きけることが、
成功の鉄則です。
実際、こういった急激なダイエットは成功率が低く、
一旦、目標体重になると止めてしまう人が多いので、
リバウンド率も高いのが特徴です。

 

▼健康に影響が出る
あと、こういった急激なダイエットは、
必要な栄養がしっかり取れないため、
肌荒れをしやすく、病気にもなりやすくなります。

 

せっかく痩せても、ガサガサの肌になったり、
病気になったりしたら、嫌ですよね?

 

また、うつ病など精神的な病気になることもあり、
最悪の場合、拒食症などで亡くなられる方もいますので、
無理なダイエットは本当に厳禁です。

 

自分の必要摂取カロリーを把握する

ですので、大事なことは、急激に摂取カロリーを減らすのではなく、
1食1食の摂取カロリーを若干少なくすることです。

 

ちなみに成人(平均体重の人)の1日の必要摂取カロリーは下記のようになります。

20代 30代 40代
男性 2550kcal 2500kcal 2400kcal
女性 2000kcal 2000kcal 1950kcal

 

この数字を基準に、摂取カロリーを10〜20%くらい少なくなるようにすると、
体に無理なく、ダイエットすることができます。

 

『ダイエットと食事』のポイント

1食抜くなど急激なダイエットは、
「痩せにくい体質になる」
「長続きせず、挫折しやすい」
「不健康になりやすい」

 

それよりも、1日の必要摂取カロリーを把握して、
その数値よりも10〜20%くらい少ないくらいの摂取カロリーで過ごすようにすること。

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