ダイエットと食事※ew

ダイエットで体重を減らす方法は、
大きく分けて、2つあります。

 

1つは運動して消費するカロリーを増やすことで、もう1つは食事などの
摂取するカロリーを減らすことです。

 

要するに出ていくものを増やすか、
入ってくるものを減らすか、
どちらかしかないということです。

 

このページでは、後者の摂取するカロリーを減らす方法について、
詳しく解説していきたいと思います。

 

摂取するカロリーを減らすと聞いて、
パッと思いつくのは、1日3食のうち、
1食を抜くという方法かもしれません。

 

若い人たちの間では、結構ポピュラーですよね。
摂取カロリーは減るし、食事代も浮きますし。

 

実際、まるまる1食を抜いて、1週間も過ごせば、
体重は減るはずです。

 

ただし、長い目で見ると、この方法は『NG』です!


なぜかというと、一時的に摂取カロリーが減るので、
体重を落とすことができますが、

長く続けると体質が変わって、痩せにくい身体になるからです。

 

どういうことかというと、動物の防御本能で、
栄養分がうまく取れない状態になると、
より効率的に食べ物から栄養を摂取しようと体質が変わり、
必要以上にカロリーを取ってしまうようになるのです。

 

同じカロリーの食事をしても、
以前よりも多くの脂肪を身体に溜め込む体質になるので、
なかなか痩せにくくなります。

 

また、まるまる一食を抜くというのは、思っている以上にツライです。
はじめの数日は我慢できかもしれませんが、
長続きしにくく、途中で挫折しやすい方法の典型です。

 

ダイエットというのは、少しずつでもいいので長く続きけることが、
成功の鉄則です。

 

実際、こういった急激なダイエットは成功率が低く、
一旦、目標体重になると止めてしまう人が多いので、
リバウンド率も高いのが特徴です。

 

あと、こういった急激なダイエットは、
必要な栄養がしっかり取れないため、
肌荒れをしやすく、病気にもなりやすくなります。

 

せっかく痩せても、ガサガサの肌になったり、
病気になったりしたら、嫌ですよね?

 

また、うつ病など精神的な病気になることもあり、
最悪の場合、拒食症などで亡くなられる方もいますので、
無理なダイエットは本当に厳禁です。

 

ですので、大事なことは、急激に摂取カロリーを減らすのではなく、
1食1食の摂取カロリーを若干少なくすることです。

 

ちなみに成人(平均体重の人)の1日の必要摂取カロリーは、

 

男性の20代が2550kcal、30代が2500kcal、40代が2400kcalで、

 

女性の20代、30代が2000kcal、40代が1950kcalになります。

 

この数字を基準に、摂取カロリーを10〜20%くらい少なくなるようにすると、
体に無理なく、ダイエットすることができます。

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